髪を染める草木染めと、布を染める草木染めの違い

私は滋賀に来てから本格的に草木染めを知りました。

オーガニックとかナチュラルなものが好きだから、ヘナの存在も知っていたし周りにやっている人も居たけど、私は白髪も無いし特に興味もなく。
あのオレンジ色になる植物ね、くらいだった。

それが滋賀の、草木染めでトップを独走する
サロンに入ったのだから不思議なものだ。

毎日毎日、ヘナと藍染のインディゴの配合と
それ以外にもセンナやハイビスカスも混ぜて
髪の毛に植物を重ねる毎日。

決めては海藻のパウダー。

これが入る事で、使用量が減る=植物の使う量も
減らせるし、色も綺麗なんだから驚いた。

このカラーチャートも全て植物の色素から織りなす色々ばかり。

ヘナ特有の香りも私は好きだけれど、今のサロンが与論島でヘナと一緒に月桃も育てていて
月桃パウダーも一緒に混ぜて染めるから益々香りが良い。 

そしてペーストの混ざり具合も最高に良い。

残念ながらというかなんというか、
私は本職はセラピストですので
カラーリストではないから色味についてなど、
深く言及はしないし、できない。

でもトリートメントとしてヘナを塗るというメニューは最高に癒しのトリートメントとし
て確立しているのは確かだ。

塗る方も、塗られる方もとても心地よい。

ヘナに重ねて塗るのがインディゴ。
ジーンズの色、藍である。

私の家から車でたった10分ほどの森の奥にある
独歩村 ドッポ村と読む。

ここは草木染めのワンダーランド。
森の入り口から草木が染めてくれといわんばかりに
生い茂っているスペシャルな場所。
ここに生えている藍の葉を手作業で収穫して、そのままミキサーにかけて染料を作る。
火も使わないから、夏のように暑い日でも苦労なく染められる。
髪の毛に使うインディゴはパウダー状で、今回の藍染のようにはいかない。

けれど髪の毛も布も、洗い流した時の色味の変化にハッと心動かされる。

狙った色をだすプロの仕事。
狙いとは違えどより面白みのある色が出た時の
興奮。

布の方は即興性も楽しみのひとつだ。
植物の持つエネルギーと可能性、それを深めていける環境に身を置けているチャンスにワクワクしている。

満月、そして秋分の日を迎えて冬至に向かう
これからの3ヶ月。

植物と、月と、髪の毛と、もちろん
セラピーも含めてより加速して深みを増していく予感がする。

このブログはいつも満月🌕と新月に書いているので
またゆっくりアップデートしていきます💜🙏💜

Viciet Ayurveda

ビシエ アーユルヴェーダ viciはサンスクリット語で波  etはフランス語で&and     波のように繋がりが      生まれますように

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